日本財団 図書館


講師プロフィール
z1007_01.jpg
専門講座 「秩父屋台囃子講座」(複式複打)
講師 高野 右吉
高野 右吉と秩父社中(埼玉県)代表
(財)日本太鼓連盟技術委員会副委員長
(財)日本太鼓連盟1級公認指導員
 秩父祭りは、京都の祇園、飛騨高山と並んで日本三大曳山祭の一つであり、300年前から毎年12月3日に本祭が行われます。神が宿る20トンもの豪華な六基の山車が繰り出され、その山車の上で演奏されるのがこの屋台囃子です。1955年に県指定、1979年には国の文化財に指定され、1985年に文化財指定30周年を記念して太鼓道場を設立しました。また、これまでに外国人を含む千人余りの弟子を輩出しています。
 
○1942年、埼玉県秩父市で生まれる。
○幼い頃より父である初代高野右吉(埼玉県指定無形文化財秋父屋台囃子保存者)について、秩父屋台囃子の稽古に日々打ち込む。
○1962年に屋台囃子保存会副会長、1983年に同会会長となる。
○演奏活動は日本全国に及び喝采を浴びている。ボランティアとして地元はもとより各地で後継者を育てている。また、海外ではカナダ39日間公演をはじめ18カ国で公演し、芸術面、技術面とも絶賛された。
○1998年4月から財団法人日本一太鼓連盟の技術委員会副委員長として活躍している。
 
z1007_02.jpg
専門講座 「八丈太鼓講座」(単式複打)
講師 菊池 修
八丈太鼓六人会(東京都)代表
 南国情緒豊かな八丈島は、関ヶ原合戦に敗れた宇喜田秀家公が流された流人の島として知られています。八丈太鼓の原点は、武器(刀)を失った流人が、そのうっぷんを太鼓のバチに託して打ち鳴らしたもので、打つ様と響きは血湧き、肉踊る感じを覚えさせてくれます。一つの太鼓を二人で表(上拍子)と裏(下拍子)を打つ両面打ちから生まれる独自のリズム、太鼓の音にあわせて歌われる太鼓節は東京都の無形文化財に指定されています。
 八丈太鼓のシンプルさと自由奔放に打ち鳴らす形が他の地域では見られないもので、日本の太鼓の中でも独自の位置づけをなされています、現在の六人会は、菊池修を中心に11名のメンバーが国内外を問わず広く演奏活動しています。
 
○1955年、東京都八丈島に生まれる。11才の頃から太鼓好きの大人のなかに入り、兄弟にて打ち始める。中学・高校・社会人と兄弟太鼓で全国各地へ。
○1981年に同年代の太鼓好きの仲間を集い、八丈太鼓六人会を結成する。最初は6名で始めたメンバーも現在は11名と徐々に増えている。
○八丈島の太鼓代表として国内はもとより各国からの要請で演奏活動を行っている。
 
z1008_01.jpg
専門講座 「締太鼓講座」(単式単打)
講師 鈴木 孝喜
蘭導(秋田県)代表
(財)日本太鼓連盟秋田県支部専務理事
(財)日本太鼓連盟技術委員会委員
(財)日本太鼓連盟1級公認指導員
 
○1950年2月26日に民謡家・鈴木蘭導(1988年総理大臣表彰)の次男として生まれる。
○幼児期から民謡太鼓を師事。
○1985年、大曲太鼓道場(1998年、蘭導に改名)を結成する。
○さまざまな太鼓音楽の研究に取り組み170曲以上の著作曲を持ち、全国で160団体を越える太鼓チームの指導を行っている。
○全国各地から海外まで多くの演奏活動を行っている。
○1998年4月から財団法人日本太鼓連盟の技術委員として活躍している。
 
z1008_02.jpg
基本講座 「3級基本講座」
講師 松枝 明美
御諏訪太鼓保存会(長野県)
(財)日本太鼓連盟1級公認指導員
長野県太鼓連盟技術強化部長
 この講座は、3級技術検定を受けるにあたって事前講習のために設定された基本講座です。
 
○1964年2月19日諏訪市に生まれる。
○1980年3月に御諏訪太鼓に入門、宗家である小口大八氏に師事、以来今年は太鼓歴22年を数える。
○福島県の指導をかわきりに県内外チームの指導に努め、すでに100チームを越える。また海外でも数多くの公演を行い、多くの海外チームを指導している。
○1998年2月に開催された長野冬季オリンピックにおける閉会式の太鼓演奏や2千人太鼓等の指導を行う。
○1999年は5月下旬〜6月上旬にかけ、ペルー並びにボリビアにおける日本人移住100年祭記念公演に参加している。
○2001年4月下旬〜5月上旬にかけ、バルト3国(リトアニア、ラトビア、エストニア)におけるユネスコ会議等での公演に参加している。
 
z1009_01.jpg
基本講座 「4級基本講座」
講師 安江 信寿
手取亢龍太鼓保存会(石川県)
(財)日本太鼓連盟1級公認指導員
 この講座は、4級技術検定を受けるにあたって事前講習のために設定された基本講座です。
 
○1989年、手取亢龍太鼓を結成。リーダーとして地元に伝わる虫送り太鼓のリズムを残しながら、現在の演奏スタイルを確立する。
○石川県太鼓連盟企画副委員長として、連盟組曲100人太鼓「加賀の響き、能登の響き」の作調・指導をした。また、石川県太鼓連盟主催の初心者教室、県立聾学校中学部の和太鼓クラブ、県内高校演劇クラブ、全国海づくり大会での合同演奏を指導している。
○その他、松任市保育園児600人虫送り太鼓の合同演奏、スポレク石川2000での100人太鼓の指導等を行っている。
○日本太鼓ジュニアコンクールでは、第1回、第2回大会ともに舞台監督として活躍した。
 
z1009_02.jpg
基本講座 「5級基本講座」
講師 古屋 邦夫
御諏訪太鼓保存会(長野県)副会長
(財)日本太鼓連盟技術委員会委員長
(財)日本太鼓連盟1級公認指導員
(財)日本太鼓連盟長野県支部事務局長
 この講座は、5級技術検定を受けるにあたって事前講習のために設定された基本講座です。
 
○1948年9月14日岡谷市に生まれる。
○1967年6月に御諏訪太鼓に入門、宗家小口大八氏に師事、以来今年で太鼓歴34年を数える。
○1970年より宗家小口大八氏と共に岡谷太鼓の指導を始める。信州太鼓連盟(現在の長野県太鼓連盟)の発足に携わる。
○1978年10月、長野県やまびこ国体で集団演技太鼓の部で県内チームを指導する。以降、各地の団体を指導し、その数170チームを数えている。また、海外でも数多くの公演を行い多くの海外チームを指導している。
○1998年2月に開催された長野冬季オリンピックにおける閉会式の太鼓演奏や2千人太鼓等の指導を行っている。
○1998年4月から財団法人日本太鼓連盟の技術委員会委員長として活躍している。
○2001年4月下旬〜5月上旬にかけ、バルト3国(リトアニア、ラトビア、エストニア)におけるユネスコ会議等での公演に参加している。
 
z1010_01.jpg
基本講座 「5級基本講座」
講師 渡辺 洋一
太鼓集団「天邪鬼」(東京都)代表
(財)日本太鼓連盟技術委員会委員
(財)日本太鼓連盟1級公認指導員
 この講座は、5級技術検定を受けるにあたって事前講習のために設定された基本講座です。
 
○幼少の頃から盆太鼓を学び、1976年に日本初の和太鼓集団である助六太鼓に入門。以後10年間プロ奏者として活動する。
○1986年12月創作和太鼓奏者として演奏活動するために太鼓集団天邪鬼を発足。以後、和太鼓音楽を広げようと模索し、1988年に天邪鬼パフォーマンスThe Unknown Worldを作曲。多様な楽器を和太鼓に組み入れたことで、ジャンルの壁を飛び越えた新しい和太鼓音楽を創作発表する。和太鼓ソリストとしても、国内外のアーティストと精力的にセッションを行う等、多彩な音楽活動を続けている。また、全国各地の創作和太鼓の作曲、指導を手掛け、福井県での全国大太鼓コンテストにおいては数多くの優勝者を輩出している。
○2001年6月「第9回ロサンゼルス太鼓祭り」で演奏を行い、好評を博した。
○2000年4月から財団法人日本太鼓連盟の技術委員として活躍している。
 
z1010_02.jpg
基本講座 「5級基本講座」
講師 羽上 聡
羽流太鼓(岐阜県)代表
(財)日本太鼓連盟1級公認指導員
 この講座は、5級技術検定を受けるにあたって事前講習のために設定された基本講座です。
 
○岐阜県郡上郡白鳥町出身。幼少より家族で「郡上踊り」(日本三人民踊)や「白鳥踊り」のお囃子や踊りを楽しむ。また、ピアノなどの西洋音楽も学ぶ。
○1984年より小・中学校の音楽科教諭。和楽器を用いた授業実践に努め、郡上踊り保存会と共にお囃子を指導した実践を文部省(現文部科学省)の研修会で発表。教職員や児童生徒用和太鼓曲を数多く作曲・指導し、音楽会等で演奏した。
○県内外の和太鼓保存会指導、音楽科教員和太鼓研修会講師、オーケストラ・吹奏楽・大正琴・シンセサイザーとの共演、山本寛斎スーパーショー出演など、幅広く活躍している。今後、東京や各地でオーケストラと共演する予定。
○1999年より岐阜県教育委員会音楽科担当指導主事。








日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION