大江戸助六流ろう者太鼓 「鼓心会」
(東京都)
演奏曲/「祭」
東京・湯島に古くから伝わる盆太鼓に改良を加え、発展させた勇壮華麗な組太鼓を特徴とするプロの和太鼓団体「大江戸助六太鼓」があり、私たち「鼓心会」は毎週火曜日にその団体の稽古場に通い、教わっています。
「鼓心会」という名称には「太鼓は心で聴いて心で打て」という意味がこめられており、「大江戸助六太鼓」の宗家・小林正道先生より贈られたものです。
昭和58年に「日本チャリティー協会」の方から和太鼓を演奏してみないかと、東京都聴覚障害者連盟に問い合わせがあり、それが縁で「東京ろう者太鼓倶楽部」が結成され、その後に現在の名称に改名しました。
宗家より贈られた言葉を胸に心を一つにした私たちの演奏をごらんになっていただければ、と思います。