ふれあい助け合い ワンポイント講座 10
言葉でなく行動で考えよう
「ボランティア」「助け合い」という言葉に「高尚すぎて」「何だか重たい関係…」と敬遠してしまう、まだまだ多くの人の中にこうした言葉が招くアレルギーのようなものがあるようです。でも自分は無縁と思っている人でも、たとえば部下のグチをアフター5に聞いてあげたり、酔っぱらった上司を抱きかかえながら家まで車で送っていったり、これも広く言えば、いわばお互いさまの助け合いに通じるもの。日本人が「ボランティア」「助け合い」といった言葉に過剰反応してしまう一因は、近しい人には優しいのに、他人には遠慮する、無関心になってしまう、そんな風潮にもあるのではないでしょうか。
「やってみればわかる」とよく言われるのは、実際にやってみれは頭の理屈や心の壁も吹き飛んでしまうということ。
だから活動に関心はあるが躊躇してしまうという皆さん、いきなり見知らぬところに飛び込むのでなく、まずは家族や知り合いが紹介してくれる相手、活動など「自分が少し身近に感じる先」から始めてみるのも一計です。周りにそんな人はいない?いえいえ、どんどん声に出して聞いてみましょう結構皆さん、情報ネットワークを持っていますよ!