今月の私の一冊
「福祉NPO」―地域を支える市民起業―
渋川智明著 岩波新書(本体定価700円)
「NPOは何か」から「税制優遇」まで、福祉活動未経験の人にもわかりやすく、これからもっと活動を進めたい人にも頭の整理ができる本。「NPOが創り出す21世紀の福祉。現場の息吹きが伝わってくる」と、さわやか福祉財団理事長堀田力の推薦の言葉のように、生き生きと活動する福祉NPOの姿が鮮やかに浮かび上がってきます。
(編集部)
「NPO先進国アメリカでNPOは税制優遇、寄付控除をはじめ、行政や市民の支援を受け、地域福祉などの一角をになっている。免税資格のあるNPO団体は未登録を含め約130万といわれる。税制上、非営利と区分された法人組織全般を指す。」
(同書「VI アメリカのNPO」より)
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