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今月の私の一冊
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「「定年後」 設計 腹づもり」
堀田 力監修 三笠書房(本体定価 1800円)
定年=人生からのリタイアではない。長寿社会を迎え、定年後の数十年をいかに暮らすかに関心が集まっている。本書はそうした「定年後」へのアドバイスとして、定年になったら何が起きるのか、どんな準備をすればいいのかなど、その心構えからマネープランなどを具体的に解説した一冊。あなたならどんな定年後を過ごしますか?
編集部
 
もし仮に、定年後二〇年ないし三〇年が、まったく無為のものであったとしたらどうでしょうか。人生の前半がどんなにいい人生であったとしても、人生全体としてはかなり減殺されてしまうのではないでしょうか。その意味で、「定年後」という、人生のいわば起承転結の“結”にあたる時期は、人生全体を決めるほど大事な時期なのです。少なくとも、それくらいの心がまえ、腹づもりを持って定年を迎え、その後はそれまでの時間以上に自分を大切にして生きたいものです。」
(堀田力――監修者のことばより)
 
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