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海外との関係・交流に関するプログラム
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平和を考える
第二次世界大戦の激戦地の一つとなり、日米多くの死傷者を出した硫黄島。米軍の死傷者は28,686人、日本人死傷者は21,252人といわれ、戦後55年以上たった今でもその島内・海域には約12,000人あまりが遺骨も収集されずに眠っているといわれている。
 私たちは今の平和が、多くの尊い命の上に成り立っていることを心に刻まなければなりません。
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海からの硫黄島
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平和祈念祭の様子
戦後40年経った1985年(昭和60年)、硫黄島で戦った日米双方の元兵士や、遺族たちが、戦死者の追悼への式典のため硫黄島で再会しました。その時、元兵士の祖父に連れられ,硫黄島に行った16歳のアメリカ人の少年が、その時感じたことを当時のアメリカ大統領ロナルド・レーガンにあてた手紙です。
 
 
親愛なる大統領
 
 私の生涯に深い刻印を残した個人的体験を大統領にも知っていただきたくペンをとりました。
 1985年2月
 男達は近づいて初めはためらいがちに握手をしていました。
 そしてやがて抱き合い声をあげて泣き出しました。
 40年前、今は老人となったこの二人は、摺鉢山の山頂で互いに殺しあおうとしていました。
 それがわずか40年後どうしてこのように変わり得たのか……
 私はもちろん自分の国を愛し、いったん戦争となれば銃をとり戦うつもりです。でも、自分の孫が将来その人を抱きしめると知っていたなら敵として殺すことをためらうでしょう。
 島で私は最年少だったので他の誰よりもこの日のことを長く記憶にとどめることができます。硫黄島で学んだことをできるだけ多くの人にわかち合うのが私の義務だと感じています。
マイケル・ジャコビー








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