フロンガスなどによって、地球を取り巻く大気中のオゾン層というものが減少すると、地球に届く有害な紫外線の量が増えます。このため皮膚ガンになりやすく、白内障など目の病気にかかる人も多くなるといわれています。

　石油・石炭などの化石燃料の燃焼によって、大気中に排出された有害な煙などが、雨や霧を酸性に変えます。
酸性雨は森林を枯らし、湖や沼の魚を死滅させます。

　過去50年間で地球上の約半分の熱帯林が消えてしまいました。「生命の宝庫」といわれ、熱帯林の減少は野生生物の減少にもつながります。また、地球温暖化や気候変動を促進させることにもなります