ロープの結び方(ロープワーク)
ロープを簡単に結べて使用中ゆるんだり、ほどけたりすることなく、そして解くときには簡単にほどけるように結ぶこと(ロープワーク)がヨットなどのセーリングには、とても大切です。普段から練習をして、覚えておきましょう!
[1] ボーラインノット(もやい結び)
“結びの王様”と呼ばれるくらい使うことの多い結び方です。船を港につなぐときやブロックに固定するときなど多く使います。
[2] エイトノット(8の字結び)
この結び方は、ロープのはしに結び目(コブ)を作る時に使います。ヨットにのるときもエイトノットをシートのはしにしておけばシートがブロックから抜ける心配がありません。
※ヨットでは「ロープ」のことを「シート」と呼ぶ。
[3] リーフノット(ほん結び)
同じ太さのロープを結び合わすときに使います。
[4] シートベンド(一重接ぎ)
細いロープをお互いに結びつけるときに使います。
[5] ダブルシートベンド(二重接ぎ)
太さの違うロープや、湿ったロープを結び合わす方法です。
[6] ハーフヒッチ(ひと結び)
あらゆる結び方の基本になりますが、単独で使うことはありません。
[7] ツーハーフヒッチ(ふた結び)
ひと結びを2度行う簡単な結び方です。小型船の舫綱をとるときなどに使います。
[8] クラブヒッチ(巻き結び、とっくり結び)
ロープを杭などに結ぶときに使ったり、物に巻きつけて結ぶときに使います。