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3-1-2 伊勢湾におけるプレジャーボートの在籍船推移
 現在、伊勢湾におけるプレジャーボート(水上バイク、ヨットを除く)の一隻あたりの人口は東京湾や大阪湾より低くなっており、大都市圏間での比較では普及がすすんでいる。しかし欧米先進国の普及水準には及ばない。また、プレジャーボート数の伸び率では東京湾や大阪湾に比較してやや鈍くなっている。
表 3大湾におけるプレジャーボート(モータボート、遊漁船)在籍隻数推移(年度末)
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 (注)※1:平成7年の国勢調査結果
  ※2:愛知県、三重県および岐阜県
  ※3:東京都、千葉県、神奈川県および埼玉県
  ※4:大阪府および兵庫県
 (資料)小型船舶検査機構資料にもとづき中部運輸局作成
表 世界各国の舟艇普及状況
  米国 英国 ドイツ スペイン デンマーク 豪州
保有隻数 1,723 142 42 10 15 58
人口/隻 16 35 220 300 15 25
(資料)ICOMIA'98に基づき運輸省海上技術安全局作成
【参考】全国のプレジャーボートの利用の現状
 わが国のプレジャーボート保有隻数は、昭和60年以降水上バイクが急速に普及したことも相俟って、年々増加傾向にあり平成12年度末には約47万隻に達している。同様に小型船舶操縦士の免許取得者数についても、毎年増加傾向にあり、平成12年度末には271万人に達している。このようにわが国における舟艇に対する潜在的需要は高い。
 また、プレジャーボートの国内出荷隻数、出荷額をみると、最近の傾向として、高額なクルーザータイプよりも、乗用車と同程度の価額で購入できる廉価なボート等に人気が集まる傾向があり、利用者層の広がりがうかがわれる。
図 プレジャーボート保有隻数の推移
 (単位:千隻)
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図 小型船舶操縦士免許受有者数の推移
 (単位:万人)
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(資料)国土交通省海事局
 








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