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Life Planning Centerからのお知らせ
年末年始のお知らせ
 ○ライフプランニングクリニク
 ○健康教育サービスセンター
 ○訪問看護ステーション干代田
 ○訪問看護ステーション中井
診療は年末12月28日(金)午前中まで年始1月7日より通常です。
健康教育サービスセンター会員の皆様へ
人間ドック特別料金のお知らせ
2001年12月3日〜2002年4月5日(金)の期間
通常料金から5,000円割引いたします。
ご家族の方も同様の割引をいたします。
49,000円→44,000円
お問い合わせは 
ライフプランニングクリニク 
 TEL(03)3454-5068まで
いのちの旅 その3
 お話 日野原 重明
 
 日本には100歳を越えた人が1万5,000人ほどおられます。アメリカの人口は日本の2倍ですから, 3万人かといえばそうではなく,5万人もいますし,あと10年先には10万人になると予測されています。
 このように21世紀は超高齢者という層が増えてきますから,老人問題はことに医療費に関してはますます大きな問題になるでしょう。今日からでも一人一人が自分の健康を保ち,適切な医療を受ける努力をしていかなければなりません。
 人間は生まれて,その間に病気をし,老化して死を迎えます。どうよく生きるか,どう老いるか,そしていよいよ死を迎えるときにはどう死ぬかということが,人間としての生涯の課題だと思います。私はハーバード大学のあるボストンによく行くのですが,その時には暇をみつけてボストン美術館を訪れます。そこには,私の好きなゴーガンの絵があります。100年ほど前,ゴーガンが自殺を試みたりしている時に描かれたというこの絵には,「人はどこから来て,いまどうあって,そしてどう死んでいくのか」という3つの問いが書かれています。私たちも日常の生活の中で,どう生きるかということを真剣に考えなければなりません。
 私たちは自分で希望して生まれてくるということはできません。なぜ生まれてきたかということを考えても,その結論は生涯出てこないでしょう。しかし,どのように生きていくかは,自分自身で考えて行動できる創造的な作業ではないでしょうか。その際に,どのような状況におかれていても自分を見失わずに,人としてよりよく自分のいのちを使うかということを考えてほしいと思います。そして,日常生活の中で実践していってほしいと思います。日々の小さな積み重ねが,人間としての品格をつくっていくのだと思います。
(つづく)
 
日本財団主催,笹川医学医療研究財団・ライフプランニングセンター共催のmemento mori(死を想え)宮城2001でのお話からご紹介しています
10月の新入会員をご紹介いたします
一般会員 年会費 4,000円 菊岡秀人 工藤洛子 鈴木律 関根素子 辻怜子
医療職会員 年会費 6,000円 市原美幸 尾山とし子 吉原卓子
学生会員 年会費 3,000円 渋谷昭子
お名前は50音順,敬称は省略させていただきました。
 
私の簡単料理 12月の料理
黒ごまフライドチキン
●材料4人分
 手羽中塩焼き用  8本
 手羽元  8本
 酒  大さじ2
 酒  大さじ1
 しょうゆ  大さじ2
 片栗粉  大さじ1
 強力粉  大さじ1
 塩こしょう  各少々
 黒洗いごま  大さじ5
 揚げ油適量(太白ごま油)
●作り方
[1] 手羽中は塩焼き用に開いたものを使うと便利。
手羽元と共に,酒を加えた熱湯で15分ゆでる。(ゆでることにより余分な脂と臭みが抜け,さめても肉がかたくならない)
[2] [1]のあら熱がとれたら,混ぜ合わせたAをからめて10分おき,全体にごまをまぶす。
[3] フライパンに1.5cm深さに太白ごま油を入れて,180度位で[2]をこんがりとあげる。
料理紹介 松尾 素子
 
清貧の余生も楽し零余子(むかご)飯
山紅葉「いのちを謳う」人映(は)えて
木下 陽子
 
お遊戯の輪から抜け出し父兄席
こがらしにふかれ剥がされ丸裸
黒澤 公夫
 
柿赤し子等が取らねば鳥が食べ
子等は減り年寄増えて秋深む
受付の彼女結婚菊日和
杉山 いはを
 
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絵画館前にて








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