時代に先駆けて発した「元始,女性は太陽であった」で始まるらいてうのメッセージは女性解放運動の出発点としてあまりにも有名ですが,それ以後の活動は女性としてのみでなく,一人の人間の生き方として魅力に満ちています。「新老人の会」設立1周年記念講演会はこの「平塚らいてうの生涯」を撮り終えられたばかりの映画監督,羽田澄子先生をお迎えして,輝いて生き通した人間らいてう像を日野原先生とお話し合いいただきます。

会場　干代田区公会堂

　

　1926年大連生まれ。自由学園女子部高等科卒業。岩波映画入社後,助監督を経て監督となる。ドキュメンタリー映画を数多く手がける。86年の「痴呆老人の世界」は各地の上映会で大きな反響を得た。現在もフリーで精力的な活動を続けている。

　

　1911年山口県生まれ。昭和12年京都帝国大学医学部卒業。現在聖路加国際病院理事長,(財）ライフ・プランニング・センター理事長,「新老人の会」会長。平成10年名誉都民に,平成11年文化功労者に顕彰される。

第一部	対論「いのち」を謳う　平塚らいてうにみる生き方の追求	13:30〜14:45
	羽田澄子vs日野原重明
	世代をつなぐ歌声	14:45〜15:15
	横浜グリークラブ・少年少女合唱隊・新老人の会有志
	休憩	15:15〜15:35
第二部	講演　新老人は何をすべきか　日野原　重明	15:35〜16:40
	活動1年の報告　新老人の会事務局
閉会	世代をつなぐ歌声〈Part2〉会場の皆様とご一緒に	16:40〜17:00