3 廃棄物・リサイクル問題の現状
一般廃棄物の総排出量及び1人1日当たりの排出量は1985年前後から急激に増加しましたが、1989年度から1998年度にかけてほぼ横這い傾向が続いており、1998年度の一般廃棄物の総排出量は約5,160万トン(1人1日当たり約1kg)に上ります。
また、産業廃棄物の排出量は1990年度以降4億トン前後で大きな変化はみられませんが、1996年度以降やや減少傾向がみられます。
こうした中、運輸部門においては、自動車やその部品、船舶等の輸送機器に関し、リサイクルや廃棄物としての適正処理を推進していく必要があります。
●ごみ排出量の推移
注1:ごみ排出量=収集ごみ量+直接搬入ごみ量+自家処理量
注2:ごみの比重を0.3t/m3として算出。(東京ドーム地上部の容積:1,240,000m3)
●産業廃棄物排出量の推移
(拡大画面: 77 KB)
※1 ダイオキシン対策基本方針(ダイオキシン対策関係閣僚会議決定)に基づき、政府が平成22年度を目標年度として設定した「廃棄物の減量化の目標量」平成11年9月28日政府決定)における平成8年度の排出量を示す。
※2 平成9年度以降の排出量は※1と同様の算出条件を用いて算出している。