日本財団 図書館


Welcome to COP3 Home Page
 
z0057_01.jpg
 
 
 
 
 
 
家庭でできる地球温暖化対策
■地球環境局■
一人ひとりの地球温暖化対策
環 境 省
 家庭で以下の取組みを行うと、我が国の温室効果ガス排出量(1990年)を2.8%削減できる。
 
[CO2換算]
  取組みの例 一世帯当たりの年間CO2削減効果 一世帯当たりの年間排出量に対する削減割合(%) 一世帯当たりの年間節約効果 備考

1
冷房の温度を1℃高く、暖房の温度を1℃低く設定する 約31kg/年 0.5% 約2,000円/年 カーテンを利用して太陽光の入射を調整したり、着るものを工夫することで、冷暖房機に頼らないで過ごせる。冷暖房を始める時期も少し待ってみる。

2
週2日往復8kmの車の運転をひかえる 約185kg/年 3.1% 約8,000円/年 通勤や買い物の際にバスや鉄道、自転車を利用する。歩いたり自転車を使う方が健康にも良い。

3
1日5分間のアイドリングストップを行う 約39kg/年 0.7% 約2,000円/年 駐車や長時間停車するときはエンジンを切る。大気汚染物質の排出削減にも寄与する。

4
待機電力を90%削減する 約87kg/年 1.5% 約6,000円/年 主電源を切る。長期間使わないときはコンセントを抜く。買い換えのときは待機電力の少ない製品を選ぶ。

5
シャワーを1日1分家族全員が減らす 約65kg/年 1.1% 約4,000円/年 身体を洗っている間、お湯を流しっぱなしにしないようにする。

6
風呂の残り湯を洗濯に使いまわす 約17kg/年 0.3% 約5,000円/年 洗濯や、庭の水やりのほか、トイレの水に使っている人もいる。残り湯利用のために市販されているポンプを使うと便利である。

7
ジャーの保温を止める 約31kg/年 0.5% 約2,000円/年 ポットやジャーの保温は、利用時間が長いため多くの電気を消費する。ごはんは電子レンジで温めなおすほうが電力消費が少なくなる。

8
家族が同じ部屋で団らんし、暖房と照明の利用を2割減らす 約240kg/年 4.1% 約11,000円/年 家族が別々の部屋で過ごすと、暖房も照明も余計に必要になる。

9
買い物袋を持ち歩き、省包装の野菜などを選ぶ 約58kg/年 1.0% ――― トレーやラップは家に帰ればすぐごみになる。買物袋を持ち歩いてレジ袋を減らすことも出来る。

10
テレビ番組を選び、1日1時間テレビ利用を減らす 約13kg/年 0.2% 約1,000円/年 見たい番組だけ選んで見るようにする。

 
合計 約766kg/年 13.0% 約41,000円/年 ――――――

 
我が国全体での効果 約34.7百万トン/年 我が国の温室効果ガス排出量(1990年)を2.8 %削減。
(注)一世帯当たりの年間CO2排出量:約5,900kg、我が国の世帯数:4,742万世帯(1999年)、我が国の乗用車数4,000万台
 我が国全体での効果の算出方法:自動車の取組(2,3)による削減効果×4,000万(台)+その他の取組×4,742万(世帯)=34.7百万トン
 我が国の京都議定書基準年の温室効果ガス排出量:1,223.8百万トン
 
見やすいところに貼って、できるものから取り組んでみましょう。
 
 








日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION