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砂浜海岸環境調査マニュアル(案) マニュアル編
本マニュアルの使用方法
 「砂浜海岸環境調査マニュアル(案)−砂浜の観察の手引き−」を利用するにあたっては、すべての項目を1度に実施する必要はありません。
 はじめて砂浜に行く人は、まずは「基本編」と「地形編」を使って、その砂浜がどんなところで、どんな生き物がいるかを観察しましよう。
 その後は、いろいろな項目のうち、1つの項目例えば「底質・漂着物編」だけ、「砂浜のまわり編」だけを調べてみる、または幾つかを組み合わせて砂浜の様子を調べてみましよう。
砂浜環境調査票の利用方法
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調査・観察に用意するもの
砂浜へ出かけるときに用意しておきたいもの
【服装】
 大切なポイント
 [1]日焼け対策
 [2]防寒
 [3]ケガの予防
例:夏なら水着の上に半袖のシャツと短パンを基本スタイルとし、天候や季節に応じて長袖のウインドブレーカーなどで調節をする。
【帽子】
 大切なポイント
 [1]日焼け対策
 [2]日射病(熱中症)対策
アドバイス:海辺は風が吹いていることが多いので、あごひものあるものや頭の後ろで調節の利くものが良い。麦わら帽子など利便性が良い。
【はきもの】
 大切なポイント
 [1]ケガの予防
アドバイス:砂浜なので、ビーチサンダルでも問題ないが、必ずしもきれいな海岸ばかりとは限らないので、普通の運動靴、しかも濡れてもよいものが良い。
【軍手】
 大切なポイント
 [1]ケガの予防
アドバイス:砂浜での調査・観察時に漂着物や生物を採集していると知らないうちに、手に切り傷ができていたり、とげが刺さっていたりすることがある。慣れないうちは軍手をしていたほうが良い。
【食べ物飲み物】
 大切なポイント
 [1]日射病(熱中症)対策
アドバイス:砂浜周辺はあまりお店が無く、飲み物や食べ物の確保がむずかしい。お弁当やポットに入れた飲み物などを家から持参する方が良い。
【救急クッズ】
 消毒薬、ガーゼ、救急絆創膏、包帯、とげ抜きなど必要なもの。
【ビニール袋】
 スーパーの袋、ジッパー付きのフリージングパックなど。
 アドバイス:濡れたものや荷物をまとめたり、採集したものを入れておいたり、あると何かと便利に使える、多めに持っていこう。








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