「赤十字飛行隊」
関東・東海地区集合訓練(富士川)に対する所感
赤十字飛行隊長 山本 滋
平成十三年十月六日(日曜日)に日本財団助成事業として社団法人日本飛行連盟が主催企画し赤十字飛行隊の関東東海地区集合訓練が実施された。当日は早朝より関東各地から静岡県富士川滑空場に飛来、航空機二十機(うちヘリ二機)及び隊員等六十名が集結した。この様な訓練は毎年実施しており、その目的は「関東東海地域に地震等の災害発生を想定して日本赤十字社が行う災害救助活動業務に奉仕する赤十字飛行隊の有事即応の体勢を日頃から訓練を行う。」ことにある。当訓練実施にあたり地元日本赤十字社静岡県支部、社団法人静岡県航空協会、グライダークラブ等の皆様から絶大なご支援、ご協力を賜り、お陰で盛大な訓練を行うことができ誠に有り難く感謝している。訓練は簡単な式典から始まり集合報告、隊長訓示、来賓祝辞(日赤静岡支部原田保課長、社団法人静岡県航空協会遠藤里美会長)次いで高橋淳理事の訓練項目並びに留意事項等の説明の後、各種の訓練を開始した。先ずは技量向上と士気高揚を図るため通信筒投下時において目標地点に対し弾着場所の遠近を競う競技方式にて行い、参加機は八機その内の優秀機は着地点が三メーターという至近距離であった。引き続き高橋淳氏による落下傘医薬品投下、ヘリ二機による編隊飛行続いて同機による医薬品空輸作業の展示訓練等を実施した。いずれも日頃の訓練の成果による高成績の技量を示した訓練であった。次いで栃木県航空協会会長の高柳實氏のFA200機による曲技飛行展示が行われた。同氏は曲技経歴二十余年を有し自衛隊等の記念行事に素晴らしい妙技を展示している。今回のも数々の演技科目に加え八ポイントロール等の難しい科目を演じ隊員から大好評を受けた。また一方では昼食を囲み久し振りの隊員同士の親睦を深め今後の顔の見える奉仕活動の一助を得ることができたと喜んでいる。そして我々飛行隊員は今後とも日頃から周到な訓練が大切であり、この成果を糧として益々精進、健闘して行かねばならないと痛感した次第であった。(写真3)
※なお、この他にも支隊訓練として、北見支隊訓練及び支隊結成式が (9・23/写真1)に実施、続いて秋田支隊訓練が(10・13/写真2)に実施されました。何れも派遣講師による座学、実機講習の訓練をおこないました。
写真1
写真2
写真3