2.3.2 メッシュデータの作成
a. 1分メッシュデータ
前に述べた「2.2 複雑な海底地殼構造に対する海底地形推算手法の検討」で決定した手法を用い、対象海域全域について1分メッシュデータを作成した。 作成した1分メッシュデータを、図2-47に示す。
b. 30"メッシュデータ
30"メッシュデータは、東経120°〜150°、北緯18°〜48°の範囲内を基本として、以下の表に示す5つのデータソースから補間することにより作成した。下表の各データソースを、図2-48〜2-52に示す。
日本近海30"メッシュ水深データ作成に使用したデータソースの一覧
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種別 |
名称 |
備考 |
1 |
メッシュ |
SeaBeam 5" |
緯度経度 5秒メッシュ。品質管理済み |
2 |
コンタ |
新規作成コンタ |
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3 |
メッシュ |
JEGG500(種別=0: 計測水深) |
実距離 500mメッシュ。 |
4 |
ポイント |
韓国海図水深点 |
海図番号: 104,177,179,214,229,302,317,323,418,428,429 |
5 |
ポイント |
品質管理済みMGD77 |
アルチメトリ水深予測に使用した水深データ |
JEGG500の領域はSeaBeam5"領域および新規コンター領域と重なる場合があるので、それらの領域のJEGG500データは30"メッシュデータデータソースから除外した。
また、MGD77データはJEGG500に計測水深として取り込まれているため、新規コンター領域の部分のみを使用した。
図2-47 1分メッシュデータ
(拡大画面: 107 KB)
図2-48 日本近海30"メッシュデータソース(SeaBeam5")