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第2回 分類調和小委員会個別提案概要(対応)
文書番号 表題 提案内容 対応 備考
01/19
(ニュージーラ
ンド)
(6a)
ニュージーランド
におけるGHSの採択と実施
ニュージーランド(NZ)議会は1996年有害物質及び新有機体法(HSNO)を可決し、有害物質については2001年7月から施行している。有害物質についての法の目的は、これら物質による弊害を防止又は管理することにより環境、人及び社会を守ることである。この法における有害物質の定義及び分類は、その殆どがGHSのそれと調和されている。HSNOの分類番号システム規制対象物質の確認のために規定されているだけで、UNTDGシステムによるものを除いて、その他の規制の対象とはされていない(表示、標札、情報提供)。
HSNOの殆どの部分は実務ベースの規格が策定されており、どの要件に適合すべきかを示し、どのように適合するかは柔軟に対応できる。これは今後の技術的方法論的発展に対処するためである。
適宜  
01/20
(IOMC)
(3)
GHS案(目次、はしがき、1章:序文) 化学物質の有害分類及び表示の調和に関するIOMC調整グループ(IOMC-CG-HCCS)が取り纏めたGHS案
はしがき、目次、
第1章序文
第1.1章GHSの目的、範囲及び適用 第1.2章有害物質及び混合物の分類 第1.3章有害通報:表示 第1.4章有害通報:安全データシート(SDS)
賛成  
01/21
(IOMC)
(3)
GHS案(2章:物理化学的危険性) 第2章物理化学的危険性
第2.1章爆発物 第2.2章引火性ガス 第2.3章引火性エアゾール 第2.4章酸化性ガス 第2.5章高圧ガス 第2.6章引火性液体 第2.7章可燃性固体 第2.8章自己反応性物質第2.9章自然発火性液体 第2.10章自然発火性固体 第2.11章自己発熱性物質 第2.12章水反応可燃性物質 第2.13章酸化性液体 第2.14章酸化性固体 第2.15章有機過酸化物 第2.16章金属腐食
賛成  
01/22
(IOMC)
(3)
GHS案(3章:健康及び環境有害性、
3.1-3.4)
第3章健康及び環境有害性
第3.1章急性毒性 第3.2章皮膚腐食性/刺激性 第3.3章重大な眼障害/眼刺激 第3.4章呼吸器又は皮膚感作性
賛成  
01/23
(IOMC)
(3)
GHS案(3章:健康
及び環境有害性、
3.5-3.10)
第3章健康及び環境有害性第3.5章変異原性 第3.6章発癌性 第3.7章生殖毒性 第3.8章標的臓器毒性一単回投与 第3.9章標的臓器毒性一反復投与 第3.10章水生環境への有害性 賛成  
01/24
(IOMC)
(3)
GHS案(4章:GHSの実施についての
一般的検討)
第4章GHSの実施についての一般的検討
第4.1章GHSの実施及び維持
GHSにおいて誰が任務を果たすのか、GHS実施のための機構は何か、情報はどこで見つけられるのか、指針の役割は何か、GHSの最新化はどうするのか、GHSの下で新情報を反映するための表示及びSDSの最新化は何時行なうべきか
賛成  
01/25
(IOMC)
(3)
GHS案(付録1:定義と略号、付録
2:標札要素の配置)
付録1:定義と略号
付録2:標札要素の配置(爆発物、引火性ガス、引火性エアゾール、酸化性ガス、高圧ガス、引火性液体、可燃性固体、自己反応性物質、自然発火性液体、自然発火性固体、自己発熱性物質、水反応可燃性物質、酸化性液体、酸化性固体、有機過酸化物、金属腐食、経口急性毒性、経皮急性毒性、吸入急性毒性、皮膚腐食性/刺激性、重大な眼障害/眼刺激、呼吸器感作性、皮膚感作性、変異原性、発癌性、生殖毒性、標的臓器毒性−単回投与、標的臓器毒性−反復投与、水生毒性−急性、水生毒性−慢性)
賛成  
01/26
(IOMC)
(3)
GHS案(付録3:分類・標札一覧表、付録4:警告文言等) 付録3:分類及び判定基準並びに有害情報の内容の一覧表(01/25の夫々の有害性に対する一覧表)
付録4:警告文言(物理化学的危険性の文言、誤用及び健康への暴露防止用文言、事故時の該当対応の説明文言、環境保護及び該当廃棄のための文言)、警告形象(EU指令、南アフリカ標準規格)
賛成  
01/27
(IOMC)
(3)
GHS案(付録5-8
:消費用製品標札、
試験方法、標札例
等)
付録5:傷害可能性に基づく消費用製品表示
付録6:表示及びSDSの理解しやすさの判定試験方法
付録7:GHS標札内容の配置例
付録8:GHS分類例
賛成  
01/28
(IOMC)
(3)
GHS案(付録9−
12:GHS利用指針,
エアゾール試験法等)
付録9:水生環境有害性化学物質分類のためのGHS利用に関する指針文書
付録10:水生媒体における金属及び金属化合物の還移/溶解
付録11:エアゾール試験法
付録12:今後の検討課題
賛成  
01/29
(スウェーデン)
(5b)
麻酔性効果分類基準作業の必要性の検討 揮発性物質に起因する麻酔性効果等は蒸気曝露した人に現れ、敏捷性や判断力の減退を起こす。これらの物質は標札上の該当する有害情報により明確にする必要がある。麻酔性効果についてのGHSの分類基準は十分ではなく、標的臓器毒性の分類基準に若干示されているだけである。従ってGHSには、麻酔性効果を有する物質の分類基準とその指針及びその有害性を示す標札上の文言を含むことが必要である。そのために2つの選択肢がある。1つは、標的臓器毒性分類基準の中の第3区分として採入れる。他は標的臓器毒性とは別の分類基準を新しく設けることである。 適宜  
01/30
(ISO)
(5b)
形象図、色彩等に関するISO基準 図形、安全認識、表示、形状、形象及び色彩に関するISO規格を紹介している。SCEGHSは安全形象及び表示に関する現行ISOの基本的法則を知るべきであり、SCEGHSとISO/TC145との協力関係を築くべきである。このためにISO/TC145で作業された3つの規格を情報として提供する。 適宜  
01/30/A.1
(ISO)
(5b)
ISO/FDIS3864-
1:2001
図形−安全色彩及び安全表示
第1部:作業場所及び公共の場所における安全表示の設計原則
適宜  
01/30/A.2
(ISO)
(5b)
ISO/DIS3864-2 図形−安全色彩及び安全表示
第2部:作業場所及び公共の場所における安全表示−規格安全表示の概観
適宜  
01/30/A.3
(ISO)
(5b)
ISO/DIS7070 図形−安全表示 適宜  








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