日本財団 図書館


カ 問6の集計結果
 
問6 あなた自身が、景観づくりを推進するために「現在やっていること」、 「今後やってみたい」と思うものを教えてください。 (各項目について、あてはまるもの全てを選択)
 
●全体集計
・ 現在やっている活動のほとんどは、「自宅周りの草木の植栽・清掃」である。
・ 「自宅周りの草木の植栽・清掃」を除く各活動については、半数近くの人が今後行いたいと答えている。
・ 様々な活動に対して4〜5割の方々の参加意欲を確認でき、市民の意識の高まりがうかがえる。
図表2-11 問6の全体集計結果
(拡大画面: 91 KB)
 
●年齢別集計
・ 年齢別には大きな違いはみられず、各年代ともに全体とほぼ一致した傾向となっている。
 
●居住年数別集計
・ 居住年数別には大きな違いはみられないが、居住年数11年以上の被験者の方が全般的に、現在の参加状況、今後の参加意欲がともに若干高い。
 
●居住地域別
・ 居住地域別には大きな違いはみられず、各地域ともに全体とほぼ一致した傾向となっている。
図表2-12 問6の属性別集計結果
(単位:%)
(拡大画面: 196 KB)
 
(3) アンケート調査結果のまとめ
 先に示したアンケート調査結果の中から、特に特徴的な事項をまとめとして以下に示す。
 
・ 横須賀市の景観に対する評価は全体的に高いといえる。
・ 「高台などから見る海への眺望」に対する評価が高い。
・ 「古くからの住宅地、昔ながらの商店街の街並み」に対する評価は比較的低い。
・ 「幹線道路沿いの街並み」「高層建築物が林立する街並み」といった、新しい街並み景観に対しては評価が分かれる。
・ 好きな場所、及び市外の人に案内したい場所では、「観音崎」「三笠公園」といった海岸沿いの自然や公園に対する回答が多い。
・ その他、「湘南国際村」等の近年開発された市街地、「塚山公園」等の海や海沿いの市街地を望むことができる丘上の公園に対する回答が見られる。
・ 嫌いな場所では、「横須賀中央の市街地」や「衣笠市街地」といった市街地に関する回答がほとんどを占めるが、嫌いな理由の中には景観以外の問題に対する指摘も含まれる。
・ 今後の横須賀市の景観づくりに望むこととしては、「丘陵・谷戸などの身近な緑の保全」「高台などから見る海への眺望の保全」「広場や公園などのオープンスペースの確保」が特に多い。
・ 4〜5割の方々から、様々な景観づくり活動に対する参加意欲を確認でき、市民の意識の高まりがうかがえる。








日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION