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8 ふるさと市民を活かす基本事業
 ふるさと市民に期待される役割を生かして、鹿角のまちづくりに取り入れる事業―基本的な事業を展開することが必要である。
 事業内容としては、次のようなものが考えられる。
(1) 情報の収集・交流
 
 特定の事業に対する意見・提案、人材に関する情報、産業誘致情報などを、「ふるさと市民」サイトや「鹿角ふるさとニュース」などに掲載し、広く募集する。
 ふるさと市民に相談すべき地域の課題を集めるために、まちづくり課題相談窓口を設けて、市民や団体からの相談を受けるような取り組みも必要である。
 また、これらの交流―意見の交換、例えば市役所の見解などを示す場なども必要であり、サイト上などにそうした意見交換の場を設けることが考えられる。
 なお、一定の期間で一定のテーマで意見交換などを行い、まとめていくことが必要である。そして、それらの意見を鹿角で関連する団体・機関などに伝えることが重要である。
(2) 人材の積極的活用
 
 例えば教育や福祉、環境、農業などといった分野ごとに人材情報を整理し、公開する。すなわち、ふるさと市民の人材バンクをつくる。これを、基本的に公開して、それぞれの分野で講師や指導者、アドバイザーなどとして活用していく。
 また、出資、施設を整備・運営したいなど、鹿角のまちづくりに積極的な協力意向をもつ人などの情報も集める。これらは、貴重な情報であり、秘匿性も必要であることから、責任ある管理をし、これらの情報を真に必要とする企業や団体、地域に提供し、活用してもらう。








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