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プロフィール
■ 基調講演


チャールズ・ボイド  米国外交問題評議会副会長

 米空軍退役後、連邦議会研究所向けの21世紀国際立法者プロジェクト社理事、ニュート・ギングリッチ下院議長戦略顧問。1998年7月、米国国家安全保障委員会/21世紀(ハート・ラドマン委員会)常務理事に指名される。2001年8月1日、ワシントンDC、外交問題評議会副会長兼ワシントン・プログラム理事に就任(現職)。1995年8月1日の退役時は、ドイツ、シュツットガルト・ファイヒンゲン、米欧州軍司令部統合軍司令官代理。1960年7月、空軍士官候補生プログラムにより少尉を拝命。欧州、太平洋地域ならびに米本土において各種任務に従事。コマンド・パイロット(訳注:滞空時間が3000時間以上で、飛行経験15年以上の米空軍パイロット)であり、ヴェトナム戦争中は南東アジアにおいてF‐105戦闘機に搭乗。アイオワ州出身。


田久保 忠衛  杏林大学社会科学部教授

 1933年千葉県生。1956年早稲田大学法学部卒業後時事通信社入社。ハンブルク特派員、那覇支局長ワシントン支局長、編集総務兼外信部長、米国ウッドローウイルソン国際学術研究所客員研究員、海外事業室長兼解説委員、編集局次長兼解説委員などを経て1984年2月退社。同年4月杏林大学社会科学部教授(国際関係論、国際政治学)。1992年4月社会科学部長。兼ねて1993年4月大学院国際協力研究科長に就任。1994年慶応義塾大学から法律の博士号を取得。1997年2月フジサンケイグループの正論大賞第12回を受賞。著書に「「新世界秩序」と日本21世紀への予兆」時事通信社(1992年)「ニクソンと対中国外交」筑摩書房(1994年)「戦略家ニクソン」中央公論社(1996年)など。


■ パネルディスカッション

モデレーター
歌川 令三  日本財団常務理事

 1934年東京生。横浜国立大学卒。1958年毎日新聞社入社。ワシントン特派員、経済部長、取締役編集局長、(財)世界平和研究所主席研究員、同研究所理事を歴任。横浜国立大学経済学部講師を経て、現在日本財団常務理事。同時に多摩大学経営情報学部大学院客員教授。

パネリスト
志方 俊之  帝京大学法学部教授

 1936年生。石川県出身、防衛大学校(第2期生)、京都大学工学博士、米陸軍戦略大学国際研究員、在米日本大使館防衛駐在官、陸上幕僚監部人事部長、第二師団長(旭川)、防衛大学校幹事、北部方面総監(札幌)、1994年3月退官、1995年4月より帝京大学法学部教授、1999年12月より東京都参与(災害対策担当)を兼任、軍事アナリストとしても活動。著書に、「現代の軍事学入門」PHP研究所(1998年6月)、「最新極東有事」クレスト社(1999年7月)、「自衛隊に誇りを」小学館(2001年3月)など。


福田 和也 文芸評論家・慶応義塾大学環境情報学部助教授

 1960年東京生。慶応義塾大学文学部仏文科卒。同修士課程修了。1996年より慶応義塾大学環境情報学部助教授。「日本の家郷」(1993年)により第六回三島由紀夫賞、「甘美な人生」(1996年)により第二十四回平林たい子賞受賞。著書に「奇妙な廃墟」、「いかにしてかくも日本人は幼稚になったか」、「日本人の目玉」、「作家の値うち」、「保田與重郎と昭和の御代」、「地ひらく−石原莞爾と昭和の夢」、「日本クーデター計画」、「新・世界地図−直面する危機の正体」、「最後の対話−ナショナリズムと戦後民主主義」など。


アラン・トネルソン  米国ビジネス産業評議会研究員

 ワシントンDC所在米国商工審議会教育財団研究員。ジョージ・ワシントン大学準研究員。グローバリゼーションに関する新刊「底辺へ向う競争」(ウエストヴュー出版)の著者。Tradealert.org ホームページのコラムニスト。「フォーリン・アフェアズ」誌、「フォーリン・ポリシー」誌、「アトランティック」誌、「ニューヨーク・タイムズ」紙、「ワシントン・ポスト」紙、「ウォールストリート・ジャーナル」紙、「ニューリパブリック」誌、「ウイークリー・スタンダード」誌、UPIなどに寄稿。「パワーノミクス:冷戦後の経済と戦略」(1990年)共同編集者。米議会で証言。四年毎に実施される米海軍防衛検討セミナーに参加。米国外交研究所、国防大学等で講演。「フォーリン・ポリシー」誌元副編集者、経済戦略研究所研究員。最優等でプリンストン大学より文学士号を取得。


ハリー・ハーディング  ジョージ・ワシントン大学エリオット国際関係学部長

 ジョージ・ワシントン大学エリオット国際関係校学長兼国際問題・政治学教授。スワスモア・カレッジおよびスタンフォード大学に奉職、ブルッキングズ研究所では外交政策研究プログラムの上席研究員を務める。主著は、「脆弱な関係:1972年以降の米国と中国」(1992年)、「中国、第二の革命:毛沢東後の改革」(1987年)、「中国の組織化:官僚主義の問題、1949年―1976年」(1981年)など。


ロナルド・モース  カリフォルニア大学ロス・アンジェルス校教授

 カリフォルニア大学ロス・アンジェルス校、日米関係および日本研究に関するポール・I・テラサキ寄付講座教授。株式会社三技協(通信設備会社)常務取締役。カリフォルニア大学バークレー校より中国研究で文学士号を授与される。1956年から1960年まで米空軍に服務。1974年、プリンストン大学から博士号を取得後、国防省に入省。1977年に国務省に移り、日本の内政・外交を担当。その後エネルギー省において(1980年―1981年)中東を担当。1996年から2001年にかけ麗澤大学で経営学教授を務めた。








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