10. (財)シップ・アンド・オーシャン財団
研究項目 |
研究期間 |
担当 |
平成13年度予算(千円) |
研究開発内容 |
計画 |
年度 |
1. 廃食用油用セラミックスエンジンの研究開発事業 【財団助成】 |
3 |
3 |
業務統括部 |
65,000 |
できる限り手を加えずに廃食用油等を低コストで処理できるシステムの構築をめざし、遮熱型セラミックスエンジンの燃料源として、回収した廃食用油等を利用し、クリーンに燃焼できる廃食用油用セラミックエンジンの研究開発を行う。 |
2. 内航船用エンジン排ガス浄化システムの調査研究事業 【財団助成】 |
2 |
2 |
業務統括部 |
51,000 |
平成9年度〜10年度に当財団が実施した 「小型内航船用エンジン排ガス浄化触媒の調査研究」 事業で、従来型の脱硝触媒の問題点 (排ガス温度が低い出港時には触媒が有効に働かない等) を解決する方法として、 「吸着剤−選択還元触媒」 の複合化による新しい脱硝触媒システムの調査研究を行い、複合酸化物 (マンガン・ジルコニウム等) が優れた吸着性能を示すことが明らかにされた。
本事業はこれらの成果を踏まえて、その継続研究として平成12年度から2ヶ年計画で実施されているものである。
平成12年度には、吸着剤成型体の基礎特性研究、吸着剤の成型方法 (ハニカム形状) の検討及び構造・性能評価、共存ガス(SO2)の影響に関する試験、並びにハニカムの成型体の耐熱性、耐震動性等について実験するための装置の設計・製作等を実施した。
本年度は、船舶搭載可能な触媒システムとしての評価を行うことを目的として、ハニカム等に成形した吸着剤を充填しうる小型のテストプラントの設計及び実排ガスを用いた実証実験 (地上試験) を行う。 |
合計 |
  |
  |
  |
116,000 |
  |
|
|