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水産庁所属(すいさんちょうしょぞく) 漁業取締船(ぎょぎょうとりしまりせん) “東光丸(とうこうまる)”

 

漁業取締船“東光丸”は北太平洋からインド洋、大西洋におよぶ遠洋海域での国際漁業に従事する漁船の指導取締をおこなっている水産庁所属の船です。

 

A. 港を行き来する船の煙突を見ると、それぞれちがった図柄(ずがら)が描かれているじゃろ。あれは、煙突(ファンネル)マークといってそれぞれの海運会社独自(かいうんがいしゃどくじ)のマークなんじゃよ。ここに、東京港で見ることのできる主な海運会社のファンネルマークをのせてあるから窓(まど)から見える船がどこの船がどこの会社の船かしらべてみよう。

 

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Q2. 港のなかにみどりやあかい色のものが浮(う)いているけどあれはなに?

 

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側面標識(そくめんひょうしき) (みどり色:左げん標識)

 

標識の位置が航路(こうろ)の左側の端であることを示します。標識の左側には岩礁(がんしょう)や浅瀬(あさせ)、沈船(ちんせん)などの障害物(しょうがいぶつ)があるので、船はこの標識より右側を通らなければなりません。この標識の反対側にあか色の右げん標識があります。つまり、この標識があるところでは、船はみどりとあかの標識の中を通らないといけません。

 

*船が港に入ってくるとき(水源(すいげん))に対して右側を右げん、左側を左げんといいます。

船の科学館前の東京港第1航路では、船の科学館に近いほうにあか色の右げん標識、大井コンテナふ頭側にみどり色の左げん標識があります。

 

A. それはな、「灯浮標(とうふひょう)」といって船が港や湾(わん)に出入りするときなどに目標にしたり、船の位置をかくにんしたりするための航路標識(こうろひょうしき)の一種(いっしゅ)なんじゃ。このほかにもいくつかの種類の浮標が浮いているから探(さが)してみよう。

 

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*船の科学館から見える灯浮標とそこでの意味。

 

 

 

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