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(事実) 1 事件発生の年月日時刻及び場所 平成10年7月2日10時53分 愛媛県菊間港北東方海域 2 船舶の要目 船種船名
油送船第五三社丸 総トン数 294トン 登録長 48.00メートル 機関の種類 ディーゼル機関 出力
588キロワット 3 事実の経過 第五三社丸(以下「三社丸」という。)は、専らC重油の運送に従事する船尾船橋型の油送船で、A受審人ほか4人が乗り組み、C重油500キロリットルを載せ、船首2.2メートル船尾3.5メートルの喫水をもって、平成10年7月2日10時40分菊間太陽石油シーバース灯(以下「シーバース灯」という。)から155度(真方位、以下同じ。)430メートルのところにある愛媛県菊間町太陽石油株式会社四国事業所第1出荷桟橋(以下「第1出荷桟橋」という。)の3番バース南側を右舷付けの状態から離桟し、山口県岩国港に向かった。
当時、天候は曇で風力2の南東風が吹き、潮候は上げ潮の初期であった。 乗揚の結果、右舷船底外板に擦過傷を生じたが、のち修理された。
(原因)
(受審人の所為)
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