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主燃焼室では吸気行程で低温の吸気により冷却されるため遮熱度を上げても壁面の温度は1000℃前後となるが副燃焼室は非常に高い温度になりうる。境界温度条件及び熱流束を表のように仮定し、遮熱用の積層板の枚数を変えて副燃焼室の温度分布を計算した。結果を表7及び図23に示す。積層板の枚数を2枚にしたとき副室内の平均壁温は850℃以上となった。図24に応力分布を示す。副燃焼室の最大応力は200MPa程度であり問題ない。以下の温度分布図の単位は℃、応力分布図の単位はkg/mm2である。

 

表7 副燃焼室の計算条件と計算結果

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