○世界的な金融機関の提携・統合の動き
・日興証券とシティグループ(米)の資本提携(98年6月)
・第一勧業銀行とJPモルガン(米)の提携(98年10月)
・日本生命とドイツ銀行(独)の提携(98年11月)
・ドイツ銀行によるバンカース・トラスト(米)の買収(98年11月契約締結)
・BNP(仏)によるパリバ(仏)の買収(99年8月)
・HSBC(香港上海銀行)によるCCF(フランス商業銀行)の買収(99年11月CCF廃止)
・RBS(英)によるナットウェスト(英)の買収(2000年3月)
○多業態にまたがる金融コングロマリットの出現
・シティコープ、HSBCグループ、ドイツ銀行グループ、BNPパリバグループ、みずほフィナンシャルグループ、三菱東京フィナンシャルグループ等
取引所の合併やクロスボーダーの投資の拡大による、市場のグローバル化
○市場間競争の激化
・各種の新興企業向け市場の開設(東証「マザーズ」(99年11月)、ナスダック・ジャパン市場(2000年5月)など)
・世界の証券取引所の株式会社化、非会員組織化
○国境を越えた取引所の合併・提携の動き
・欧州8取引所提携計画(99年9月合意)
・パリ・ブリュッセル・アムステルダムの3取引所の合併計画(2000年3月発表)
・ドイツ取引所とロンドン証券取引所の合併計画(2000年5月発表)
○クロスボーダー取引の拡大