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日本発マンガ・アニメーションのダイナミズム ?第11回ポップカルチャーが作る新しい勢力図?

 事業名 基盤整備
 団体名 東京財団政策研究所 注目度注目度5


東京財団国際フォーラム

「日本発マンガ・アニメーションのダイナミズム」

 

総括

日本のマンガ、アニメーションは、下記1の環境のもと独自の発展をとげ多種多様な作品が生まれた。それらはゲーム、キャラクター製品などの関連産業と結びつき、我が国に莫大な経済的恩恵をもたらしている。

また、日本の作品・商品は国内のみならず世界各国で楽しまれており、日本文化に対する関心を高めるとともに、各国の文化そのものに影響を与えている

IT時代に欠かせないコンテンツであるマンガやアニメーションなどの経済的・文化的影響力、知的媒体としての可能性を深く理解し、本分野の発展に必要な施策を各分野で検討、推進することが必要である。

 

1. 日本においてマンガ、アニメーションが発展した背景

1] 大衆消費社会、

2] 表現に関する規制が少ないこと、

3] 漢字文化(象形文字に対する親和)、

4] 非言語コミュニケーションの是認、

5] 多神教的宗教観、

6] 流入した文化を融合・純化する国民性、

7] 作家の情熱独立心、

8] 予算的な制限(実写がとれない)

 

2. 日本のマンガ、アニメーションが海外に広まった理由

1] 海外での作品数が絶対的に少ないこと、

2] キャラクターの無国籍性、

3] 多種多様で質の高い作品群、

4] 反日感情世代の減少・日本への憧れ、

5] 技術的な特殊性・めずらしさ(平面的な絵、透過光、カメラワーク)、

6] 海賊版の存在(駆逐しなかったため安価で買いやすいコピー製品が広まった)、

7] 作品に流れる日本的精神が現代に合致していた

 

3. 日本のマンガ、アニメーションによる海外への影響

1] 日本文化に対する理解促進・関心向上、

2] 国独自作品との融合、

3] 文化をベースにしたアイデンティティの創出(国家の求心力)

 

4. 今後の課題

1] 国家的に重要な分野であることを認知し、産官学をあげ支援する。

ポップカルチャーこそがIT時代の「中身」であり、その成長は国益に資する。

業界や省庁の枠に囚われない施策を立案すること。

例) ・人材育成/交流、・優遇税制、・著作権問題、・起業環境の改善、・製作現場・人材の海外流出に対する対応、・効果的なイベント編成、・専門的な調査研究機関設立

2] 作品の陳腐化を防ぐため、海外作品の流入に寛容であり続けること

相互交流、混合により新しい文化が誕生する。自国の作品、キャラクターを他国で育てることも大切。

 

以上、事務局まとめ

 

 

 

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