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参考資料

 

東京財団国際フォーラムについて

 

期間

2000年7月から2001年2月まで

 

パネリスト(順不同、敬称略)

牧野圭一 (漫画家、京都精華大学教授) 座長

大村皓一 (宝塚造形芸術大学教授) 顧問

竹内宏彰 ((株)マンガズー・ドット・コム代表取締役社長) 顧問

橋本大二郎 (高知県知事)

梶原拓 (岐阜県知事)

松本零士 (マンガ家)

山口康男 (東映アニメーション(株)社長室参与)

高城剛 (ハイパークリエーター、フューチャーパイレーツ(株)社長)

黒須正雄 (日本アニメーション(株)取蹄役)

香山哲 ((株)セガ 特別顧問)

小野耕世 (マンガ評論家)

土佐尚子 (知能映像通信研究所、工学博士)

秋山孝 (多摩美術大学デザイン学科教授)

田中栄子 (プロデューサー、Studio 4℃主宰)

李元馥 (韓国漫画アニメーション学会会長)

呉偉明 (シンガポール国立大学日本研究学科副学科長 助教授)

佐竹茂市 (学校法人龍馬学園 理事長)

Richard Weinberg  (南カリフォルニア大学教授)

久保雅一 (小学館キャラクター企画室 室長)

佐藤泰 (朝日新聞 経済部 記者)

日下公人 (東京財団会長)

野崎裕司 (東京財団情報交流部部長)

(肩書きはいずれもフォーラム参加時のもの)

 

フォーラム主旨

「東京財団国際フォーラム」は、日本文化の先端性、先進性、世界貢献の可能性を正当に評価するための論考の場です。日本文化を紹介するだけでなく、その文化の背景にあるもの、また日本文化が世界に貢献できる可能性を、今回は日本のポップカルチャー(漫画、アニメーション)に的を絞り研究、考察するものです。

マンガ、アニメ等のポップカルチャー産業は、裾野産業を加えると10兆円超の売り上げ規模となり、21世紀、日本の基幹産業の一つとなるでしょう。マネーゲームもITもこの分野に集中する事になり、同産業は正に「21世紀の主戦場」といえます。文化、教育、とりわけ未来予想での創造力育成に役立ち、国の将来を左右する影響を持つ事を考慮すると、ここでの勝者が世界のリーダー国となるものと思われます。更に日本の対外文化政策に有効に利用できる点も考慮するところです。

日本が高度情報化社会で競争的であるためには、マンガ、アニメ等のポップカルチャー産業の先進性、知的媒体としての可能性を正当に評価するための環境整備と人材育成をしなければならないのです。

 

 

 

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