なお、外国船に立ち入るために必要な税関に対する手続きについては、運輸省関東運輸局外国船舶監督官(OJTにおける講師)の立入手続きと併せて、同関東運輸局が行った。また、OJTの実施にあたっては運輸省関東運輸局の外国船舶監督官並びにOSCC講師が夫々分担して行った。
(OJT実施要領及びOJTガイドライン:別紙5及び別紙6)
7 テクニカルビジット
次のとおりテクニカルビジットを実施した。
(1) 平成12年10月13日(金)
日本無線株式会社 三鷹製作所
(三鷹市下連雀五丁目1番1号)
・レーダー、GMDSS等無線、航海機器メーカー
(2) 平成12年10月20日(金)
株式会社 マリン・インターナショナル
(横浜市磯子区新中原町1番地)
・FRP救命艇整備場
なお、(1)の日本無線株式会社 三鷹製作所では製品展示室で本社担当者から製品全般について説明を受けた後、製品検査室では検査担当者からレーダー、GMDSS、EPIRB等の検査の方法についての説明を受け、日頃の職務に深い関係があることもあり、質疑応答も活発に行われた。
(2)の株式会社マリン・インターナショナルでは、膨張式救命筏等船舶の安全設備に大きく関係する製品を整備しており、施設及び製品を見学した後、工場担当者と技術的な意見の交換を行い、関係設備の知識と理解を深めた。
8 イブニングセッション
ポートステートコントロールの必要性、現状等の理解をさらに深めるとともに、研修参加者相互及び講師並びにTMS及びOSCCの担当者との意見の交換のため、イブニングセッションを下記のとおり開催した。
平成12年10月20日(金)午後5時30分から約2時間