のりものQ&A
Q 運賃はどうやって決めるの?
A のりものの運賃は、そののりものを動かしている会社がそれぞれに決めます。ただし、値上げをするときは、国土交通省に連絡をしなければいけません。連絡を受けると、国土交通省は、その会社がまじめに経営をして、それでも値上げが必要なのかどうかを調べます。
Q 飛行機は鉄のかたまりなのに、どうして空を飛べるの?
A 飛行機のつばさの断面は、上がゆるいカーブで、下は直線です。このような形をしていると、つばさの上の空気は下の空気よりも速く流れます。そして、空気にはふしぎな性質があり、上と下で流れの速さがちがうと、下から上に押し上げる力(揚力)が発生するのです。これが、飛行機を空中にうかすしくみです。飛行機はエンジンで前に進み、つばさで上にあがるのです。
Q 自動車以外の交通安全って、どんなことをしているの?
A 交通安全の基本は事故をおこさないことです。だから、国土交通省では、たとえば空の安全では、飛行機の検査や運航スケジュールのチェック、パイロットの養成などをしています。そのほか、鉄道会社や船の運航会社にも、安全のための訓繰を指導しています。
Q のりものの記念日はいつ?
A たとえば次のような記念日があります。
7月20日 海の日
9月20日 バスの日/空の日
10月9日 トラックの日
10月14日 鉄道の日
国土交通省では、記念日ごとに各のりものについての楽しいイベントを開いています。みなさんも、一度遊びにきてくださいね。
Q モノを運ぶのりものが、どうして私たちのくらしに関係あるの?
A 日本は資源がとぼしいため、電気や自動車の原料となる原油・天然ガスなどのエネルギー資源はほとんど輪入にたよっています。また、衣類に必要な木綿、食品の原材料なども多くが輸入品です。こうしたモノを、速く安く輸送することは、みなさんのくらしを快適に豊かにする役割をはたしますし、物価の安定にもひと役買っています。