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未来の交通とのりもの

 

未来、ずっと先のことではありません。

いまは、すでにはじまっている次のような研究と開発が、みんなのくらしに役立つ日は、まもなくです。

 

リニアモーターカー

車体が空中にういたまま走る新しい鉄道。それがリニアモーターカーです。このふしぎな走り方は、超電導磁石の力を利用しているため。いまは山梨県の実験線で、じっさいに使えるようになるまでの走行試験を続けています。

*リニアモーターカー=超電導磁気浮上式鉄道

最高速度は時速550km!本当に走るようになったら、最高時速500kmで年間1万人を乗せるのが目標です。

 

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メガフロート

空港や遊園地、ガスや石油のタンク、災害がおきたときの避難所など。いろいろな基地・施設が海に浮かんでいたら…?メガフロートは、そんな“夢”を本当にする、超大型浮体式海洋構造物です。

メガフロートは長さ数キロメートル。長い期間こわれず、地震に強くて、環境にやさしいなどの特長があります。

 

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ASV=先進安全自動車

クルマとクルマのあいだの距離を、自動車が自分で考えてあける。いねむり運転を自動車自身が防ぐ。そんな“考える自動車”をめざして、先進安全自動車の開発が進められています。

*先進安全自動車=ASV(Advanced=先進、Safety=安全、Vehicle=自動車)

 

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写真提供:トヨタ自動車

 

 

 

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