3. 石油掘削船「DEEPWATER NAUTILUS」 5月4日の午後、ヒューストンより東南方向に70〜80kmのガルベストンの港に行き、韓国で建造された後平成12年3月にガルベストンに回航され、稼働に向けて岸壁にて調整中であった「DEEPWATER NAUTILUS」(米国のR&B FALCON社所有のセミサブ型の石油掘削船)について、関係者の皆様のご協力を得て見学させてもらった。 3.1 主要目 OTCには模型船が展示されており、本船の主要目については図5参照。 3.2 船舶の概要
3. 石油掘削船「DEEPWATER NAUTILUS」
5月4日の午後、ヒューストンより東南方向に70〜80kmのガルベストンの港に行き、韓国で建造された後平成12年3月にガルベストンに回航され、稼働に向けて岸壁にて調整中であった「DEEPWATER NAUTILUS」(米国のR&B FALCON社所有のセミサブ型の石油掘削船)について、関係者の皆様のご協力を得て見学させてもらった。
3.1 主要目
OTCには模型船が展示されており、本船の主要目については図5参照。
3.2 船舶の概要
図18 DEEPWATER NAUTILUSの外観
図18は岸壁から本船を見たところである。図19及び図20はライザーを支えるテンショナーであり、本船の仕様は、一般的なロープタイプのものではなく、シリンダーによるダイレクトテンショナーである。なお、JAMSTECで建造中の地球深部探査船のテンショナーも、同様のタイプを使用することを予定している。 図21の白いものがライザーパイプで、一部のパイプには浮力体が取り付けられており、図22の黒いスチールパイプがドリルパイプである。
図18は岸壁から本船を見たところである。図19及び図20はライザーを支えるテンショナーであり、本船の仕様は、一般的なロープタイプのものではなく、シリンダーによるダイレクトテンショナーである。なお、JAMSTECで建造中の地球深部探査船のテンショナーも、同様のタイプを使用することを予定している。
図21の白いものがライザーパイプで、一部のパイプには浮力体が取り付けられており、図22の黒いスチールパイプがドリルパイプである。
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