・木造船3隻の和船による競漕 櫓4丁 旗振り 艫押し
★町無形民俗文化財。阿翁浦湾内に設置された浮標間を一巡し、旗を取り合う。青年会・漁協青年部・地区等による対抗競漕。
若者の櫓さばきの鍛練と豊漁祈願並びに男児の穏やかな成長を祈る行事として漁民が端午の節句に行った。古くは4隻で行われた。
和船競漕が今日の形になったのは、江戸時代の後半の安政年代に「せいぐろ」として始めたものという。
31] せりふね(現在はない)
・長崎県北松浦郡大島村
・5月の節句(昭和30年代まで続いた)
・木造船和船による競漕
32] せりぶね競漕大会
・長崎県北松浦郡生月町館浦漁港
・7月20日前の日曜日(海の記念日)
・館浦漁業協同組合
・木造船3隻の和船による競漕 櫓4丁 太鼓 交代要員など8人乗り
★平成8年に復活した。距離は往復250m。
33] 平戸南風夜風人祭(ひらどはいやふうじんまつり)
・長崎県平戸市
・8月第1日曜日 平戸港
・港まつり実行委員会漁協青年部
・木造船3隻の和船による競漕 櫓6丁 ドラ 音頭取り
★長く港まつりとしておこなわれていたが、3年前より現在の名称に代わった。距離は往復300m。
34] 対馬アリラン祭り
・長崎県下県郡厳原町厳原港
・8月第1日曜日
・アリラン祭り実行委員会 TEL09205-2-1211
・木造船2隻の和船による競漕 櫓11丁 アヤキリ 手木たたき
★地区や職場から数十チームが参加する。片道コースで距離は当初900mあったが、現在は数百mに代わった。上位チームには賞金がでる。