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(付録2) アンケート調査用紙

 

アンケート調査用紙をつぎに示す。なお、このアンケート調査は、実際に運用を行っている管制部門の代表者と事前に協議し回答しやすいように考慮した、現用の各レーダーにおける追尾率、ロスト率と乗り移り率、およびロストと乗り移りとなる理論的な原因による全体の発生割合を把握するために、必要かつ最少限の設問に限定し、今後のシステム検討の参考とした。

 

アンケート調査用紙

1. はじめに

我が国の周辺海域の高速船の就航が増加しつつある状況の下で、現在、海上保安庁で運用中の船舶通航業務システムにおける高速船の監視を対象とした問題点と対策については、新方式のレーダーの調査研究が平成10年度より3年間、「船舶通航業務における高速船の監視方式の調査研究」として進められています。

本年は、この調査の最終年度に当たり、高速船の監視ばかりでなく、一般の中小船舶に対しても、本研究が船舶の追尾性の向上などによって運用上の便利さが得られるように、実際に海上交通センターにおける船舶の追尾性能の現状を調査して、問題点を検討することになっています。このため本研究の一環として、この現状調査が行われることになりました。

 

2. 調査の目的

本調査は現状の海上交通センターのレーダーによる船舶の追尾性能の現状を調査し、新方式レーダーにおける追尾性能の向上が可能かどうかの検討のための資料を得る事を目的としています。

 

3. 調査の概要

調査は東京湾海上交通センターのシステムを利用し、航路航行中の監視船舶ロスト、乗り移り等の問題点を調査するものです。

調査は専門の調査員による映像監視の実態調査もおこないますが、現地で運用しておられる管制官の方々に対してのアンケート意見聴取を通じて、より実態に即した意見の調査も行おうとしています。

 

4. アンケートの実施

アンケート調査の実施は次ページ以下に添付している設問表によって実施します。実施したアンケートに関するご意見は集計整理し、前記調査研究の報告書にまとめます。

 

 

 

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