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4.3.2 要員/研修作業部会(WG3)(4日〜8日)

(1) 会議前にメール配布されたVTSマニュアルの「要員及び研修」の章案をもとにこれをどうまとめるのか、その項目建てと記述内容の見直し検討に終始した。

その結果、VTS14/WG3/WP1(別添資料・未翻訳)として、案をまとめることができ、委員会へ報告した。

本案は、次回15回委員会で成案化するため、各メンバーへコメント照会されることとなった。(この後、作業部会長から、メールによりセカンドバージョンが送付されたので、これを翻訳添付資料とした。なお、本資料は次回15回委員会で成案化される予定である。)

(2) 本作業部会での検討事項であった「VTS要員の作業負荷」及び「作業環境」の検討は、上記マニュアルの中で一部検討されているが、次回委員会でさらに検討することとしている。

(3) 前回委員会で報告された「VTS研修機関の認証に関するガイドライン」は先の理事会承認をもって成案化された。(内容に多少不備な点がみられるのではないか、との意見があったがそのままとすることとなった。)

(4) その他

・WG(1)では、主にVTSガイドの「内陸の水路におけるVTSに関する勧告案」の作成作業に終始したとのことであった。河川港の多い欧州等において、沿岸VTSからの業務の継続性の必要とする地域では重要な問題である、と思われる。

・WG(2)では、概要に示されたように、主にAISについて議論されていた。

・2001年2月12-16日にかけ、スペインのGijonにおいて、

VTS・Training・Workshopが開催されるので参加について説明と参加の要請があった。

 

4.4 最終全体会議

事務局により作成された、第14回IALAVTS委員会議事録の確認作業が実施された。

前回と異なり大きな修正意見はなく一部に修正が加えられた後承認された。最終修正文については今後、IALAインターネットにより配信されるとともに文書により配布される。

次回VTS委員会は、IALA本部において、2001年3月12日―16日に開催されることが了承された。

 

5. その他

次回VTS委員会は、IALA本部において、2000年3月13日−17日に開催されること、初日の13日は14時に全体会議を開始させること、が了承された。

 

6. 添付資料

(1) 第12回VTS委員会概要

(2) VTSマニュアルの「要員及び研修」の章案

(3) VTS研修機関の認証に関するガイドライン(英文)

(4) 内陸の水路におけるVTSに関する勧告案(英文)

 

 

 

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