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キングストン港 (ジャマイカ国)

調査日時:2000年8月14日(月)

Kingston Terminal Operations Ltd. 09:45〜11:30

Kingston Wharves Company  11:30〜15:00

面談者:Kingston Terminal Operations Ltd.,

Mr, Condell G. Stephenson (General Manager Operation)

Mr, Duncan Davidson (Deputy Managing Director)

:Kingston Whaves Company

Mr, U. Philip Alexander (Project Manager)

Mr, Anthony H. Barnes (Director Grace, Kennedy&Co., LTD)

 

1. 港の概要

キングストン港は地理的な優位性によりトランシプコンテナの取扱い港として発展し、カリプ海地域で最大のコンテナ取扱い量を誇っている。コンテナターミナルの運営を始め、その他の港湾運送事業は施設をPort Authorityより借り受け全て民営化されている。コンテナターミナルを運営するKTO = Kingston Terminal Operations LTDは親会社であるKWC = Kingston Wharves Companyが100%の株を保有している。

KWCは海運・港運事業を始め、食品加工業、情報産業、不動産業等を幅広く事業行っている企業の1部門であり、当港には他にWestern Terminal Co., の2社がりコンテナ、一般雑貨等は以上の2社により運営されている。

当港の港湾施設は

1] 在来バース  7バース

2] コンテナバース  5バース

3] セメント専用バース

4] 石油専用バース(Jetty)

5] 客船クルーズバース

等がありそれぞれ施設をPort Authority of JAMAICAより民間会社が借り受け、運営されている。

 

2. 港湾施設の管理・運営の概要

在来バース、7バース中5バースはKingston Wharves Companyが専用借りし(No-2、3、5、6、7号)運営しており一般雑貨、鋼材自動車及び、ローカル受け渡しのコンテンを取扱っている、他7バース中2バース(No-1/7号)をWestern Terminal Companyが専用借り運営し、No-1バースではRO/RO船の取扱っている。

コンテナターミナルは運営は現在KTO = Kingston Terminal Operationsが北埠頭の3バースと南埠頭の2バースを一元的に運営している。

 

3. 将来の港湾開発計画

南埠頭の既存バースNo-1/2の西北側に約750mの延長工事中であり、更に港口のFort Augusta付近を新規に埋め立て工事を行い、コンテナターミナルの拡張を計画している(現在のコンテナターミナルの南西側)。

 

4. コンテナターミナルの概要

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