『運営方式の歴史的推移』
1] 都市鉄道
・我が国最初の鉄道は国営事業だが、その後民間事業として全国的に広まった。その後、都市間鉄道を担う民間事業を中心に国営化が進められ、後の国鉄となった。国鉄は赤字の拡大、労使問題、利用者サービスの低下等のため1987年に分割民営化された。
2] 地下鉄、モノレール、AGT
・我が国最初の地下鉄は民間事業であったが1900年初頭から議論されていた交通統制の一環として、東京市内の3民間事業者及び東京市の路線を譲り受けて特殊法人化(現在の営団)を図った。
・これ以降、地方都市で整備される地下鉄は公営事業として整備されている
・1980年代に都市公共交通としての導入が進められたモノレール、AGTは、行政の財政情況の悪化等の時代背景を反映して、大部分が民間資本を取り入れた第3セクター方式を採用している
3] 路面電車、バス
・誕生当初の路面電車、バスは収益性の高い事業として民間参入が盛んであった。
・1900年代初頭には、運賃値上げの抑制、恐慌による経営悪化等を支援するため一部の都市で路面電車、バスの公営化が進んだ。