従って各関係者間の解釈の相違による混乱や不公平をなくし、附属書VIの運用を出来るだけスムーズに行うためには、統一された書式を用いることが極めて有効である。
本研究部会では、ディーゼル主機関を対象とし、表2.2.1に示す統一書式の作成を、代表的な3機種の低速2サイクルディーゼルエンジンおよび3機種の中速4サイクルディーゼルエンジンについて行った。書式の統一化では、エンジンの機種やメーカの違いにより記入内容が異なることが問題となるが、この相違を包含し、どの機種についても不足の無い統一書式の作成を目指した。