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(2) RR:安全基準等に関する調査研究

船舶の安全性向上と海洋の環境保全に貢献することを目的として、国際海事機関(IMO)において検討されている重要な課題及び船舶を取り巻く環境変化に対応するため、主として次の事項に関する調査、研究を造船・海運の会員等の参加を得て実施し、適切かつ合理的な基準等の制定に寄与しています。

 

1] 油タンカーのダブルハル化

1999年12月のエリカ号事故を契機に「ダブルハル化の前倒し」が提案されていますが、これについての検証(影響と可能性の検討)を行います。

 

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〔エリカ号の最後:「Lloyd's List」紙より転載(April 13 2000)〕

 

2] 核燃料海上輸送の安全評価

原子力発電用の新燃料運搬船の事故時の環境に及ぼす影響及び船体構造、設備、放射性防護措置、積付け・固縛方法に関する検討を行います。

3] 船舶のバラスト水による海洋汚染の防止

有害な海洋性生物がバラスト水によって内湾から内湾に運ばれるのを防止するため、バラスト水を外洋で交換してから入港する場合がありますが、この場合、特に波浪中での交換時の船体強度や復原性に与える影響を検討し、安全な方法の提案を行います。

4] バルクキャリアの安全性向上

ダービシャ号事故調査結果に関連して、バルクキャリアについての安全性評価をFSA (Formal Safety Assessment)手法を用いて検討します。

 

 

 

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