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表3.F:EMEの発注済み新造船の資本価値と中古購入の推定

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3.5 EMEの海運業の所要資本(まとめ)

前項において、EMEの船舶への投資資本の評価手法を述べたが、2.8項に示したように、海運業のインフラ(たとえば定期船業)、運転資本及び流動資産に投資される資本を追加する必要がある。ここでも、1997年及び1998年の年次財務諸表で報告された29の欧米の上場海運会社によって投資された資本の割合を適用することとする。その評価結果を表3.Gに示す。

 

表3.G:EMEの資本評価額

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今後の所要投資は、既存の資産を保持するために必要な投資を考えないとすると、新造船建造及び中古船への投資となる。現在の手持ち工事の新造船の市場価値及び中古船購入投資の予測を表3.Hに示す。

 

 

 

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