グアムに残る伝説(でんせつ)
恋人岬
親から強制(きょうせい)されたスペイン将校(しょうこう)との結婚(けっこん)。美しいチャモロ人の娘には、村に愛し合う青年がいた。スペイン将校との結婚の夜に、かけおちをした二人は、後に“恋人岬”と呼ばれる岬まで追い詰められ、互いのかみを固く結び合い、123mの崖(がけ)から身を投げた。
ラッテストーン
9世紀から16世紀にかけて、古代(こだい)チャモロ人がこの石を土台にし家を建てたという説が現在は有力(ゆうりょく)であるが、まだ確証(かくしょう)はない。いまだになぞに包まれてもいる。