■おもしろ記録■
日本一早くサクラがさく町、本部(もとぶ)町
本部町では、毎年1月中頃にはサクラが満開。本部町八重岳(やえだけ)では、「桜祭り」がおこなわれ、入り口から頂上まで4キロ、約4,000本の桜が道の両サイドに植えられ、各地から花見客がやってきます。「カンヒザクラ」という種類で、ピンク色の鮮(あざ)やかな花びらをつけ、下向きに花を咲かせるのが特徴です。また「桜前線」は、日本本土では南から北に移動しますが、沖縄では北から南に移動します。
■おまけ■
★石敢当(いしがんとう)とシーサー
沖縄では各地の村の入り口や道の角に文字が刻み込まれた「石」を見ることができます。これは中国から伝わった「石敢当(いしがんとう)または石敢富」と呼ばれる魔除(まよ)けで、これを村の要所要所に置くと悪魔が入り込めないとされています。
また、沖縄では犬に似た置物や彫刻が家や建物の各部に飾(かざ)られているのをよく見かけます。これがシーサーと呼ばれる沖縄独特の魔除(まよ)けの像です。これらの習慣・文化は中国から伝わったものですが、中国ではすたれてしまい沖縄だけに残っているものです。