日本財団 図書館


ご挨拶

 

001-1.gif

(財)全日本剣道道場連盟

元文部大臣

会長 松永光

 

第18回全日本剣道道場対抗優勝大会並びに全日本小・中学生女子個人選抜錬成大会が関係各位の皆様のご支援と千葉県剣道道場連盟の主管により、市原市で盛大に開催されますことは私の大きな喜びとするところであります。

昭和38年、30有余の同志により発会いたしました本連盟は、その後その趣旨に賛同する同志相集まり二千会員道場を擁する団体となりました。連盟発会と時をほぼ同じく開催した全日本少年剣道錬成大会もお陰様で35回を迎えて、去る7月26日、27日の両日、橋本龍太郎元総理大臣、臼井前法務大臣、鈴木恒夫文部総括政務次官等ご臨席のもと日本武道館で盛大に開催することができました。特に橋本元総理並びに臼井前法務大臣(千葉県道場連盟会長)には剣道具を着用し、5人の代表選手にご指導をいただきました。

これも皆様方のご支援ご協力の賜と、この場をおかりしまして心よりお礼申し上げます。

各道場は剣道発展の底辺を担い、戦後剣道復活後47年間その普及発展に寄与してきました。特に現在の一般剣士の半数は各道場によって育てられていると言って過言ではありません。この大会は少年剣士、先輩(高校・大学生)、指導者、そして館長によってチームが編成されています。いみじくも第一回大会で“師弟同行の精神で云々”との力強い選手宣誓がなされましたが、この師弟同行の精神が継承され今日までまいりました。この精神の実践躬行こそ少年剣道を発展させ、隆盛に赴かせることになると思います。

剣道の目的は、剣の修錬による人間形成の道であります。そのためには強健な身体と強固な意思、叡知が必要です。若い時代に人格完成という高い理想を持ち、剣道修業を通じて自己陶冶を続けられるならば、必ずや成果が得られるものと思います。今回出場する少年達が、先生、先輩方の稽古、所作そして試合を通じて学ぶことは、意義あることです。

同時に行われます女子の小、中学生個人選抜試合は、女子剣道の隆盛に役立ち、全国の少女剣士に大きな夢を与えるものと信じます。良妻賢母の家庭こそ、青少年育成の要だと思います。更に、剣道の経験を持つお母さん方が増える事は剣道を一段と充実発展させることになると思います。

選手各位は各道場の伝統と精神を体して、正々堂々と勝負して下さい。各位の奮闘を切に祈るものです。

終りに、本大会開催にあたりご協力を頂きました千葉県剣道道場連盟、その他関係各位に心から感謝の誠を捧げまして、私の挨拶と致します。

 

 

 

目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION