2.9.2 寄港地等
(1) 寄港地
参考として、日本周辺海域を航行した全船舶の寄港地を添付資料26に示す。
なお、添付資料の表に示した寄港地は1,100余りであるが、動静データの寄港地には地名ではなく国名のみが抽出されている場合がある。
揚子江流域にある諸港(Shanghai、Nanjing、Nantong等14港)に関する寄港地名については「YangtzeRiver」が使用されている。
(2) 航路名
参考として、表2.9-8及び添付資料27に航海数の多い代表的な航路を主な船種別に示す。
全船舶の動静データ210,780航海には11,821種類の航路が対応している。
航路名は、仕出港と仕向港の港名(又はZone名)の二つをアルファベット順に接続して作成している。
なお、航路名には港名の代わりにZone名を当てている場合があり、伊勢湾(名古屋、四日市等12港)、大阪湾(大阪、神戸等8港)、東京湾(東京、川崎、千葉、横浜等14港)の諸港に関する航路についてはそれぞれ「T-IseBay」、「T-OsakaBay」、「T-TokyoBay」が、インド洋からマラッカ・シンガポール海峡を経由する航路については「Indian」が、タイの諸港(Bangkok、Sriracha、LeamChabang等17港)に関する航路については「Thailand」が、カンボジアの諸港(Sihanoukville等2港)に関する航路については「ThailandGulf」が、ボルネオ北岸のブルネイ及びマレーシアの諸港(Labuan、Seria等22港)に関する航路については「Sarawak」が、JuandeFuca海峡を経由する米国及びカナダの諸港(Seattle、Vancouver、Tacoma等30港)に関する航路についてはrJuanDeFuca」が、米国コロンビア川流域の諸港(Portland等3港)に関する航路については「ColumbiaRiver」がそれぞれ航路名に使用されている。