2.9 仕出国・仕向国別航海数等
2.9.1 仕出国・仕向国別航海数
(1) 全船舶
参考として、日本周辺海域を航行する全船舶の仕出国・仕向国別の航海数を表2.9-1に示す。
なお、添付資料23に詳細な仕出国・仕向国別OD表を示す。仕出国又は仕向国別の割合をみると、日本が約39%、韓国が約15%、中国と台湾が約11%、香港が約6%、ロシアが約4%、米国、シンガポール及び豪州が約2%、フィリピン、マレーシア及びインドネシアが約1%となっている。
(2) 日本籍船
参考として、日本周辺海域を航行する日本籍船の仕出国・仕向国別の航海数を表2.9-2に示す。(船舶データの船籍国の更新・修正により、日本籍船について、平成11年度と今年度の航海数には若干の変動がある。)
なお、添付資料24に詳細な仕出国・仕向国別OD表を示す。
これをみると、日本の諸港間の航海数の割合が約59%(全船舶約19%)であり、日本の諸港と外国の諸港との間の航海数を合わせると日本の諸港に寄港した船舶の航海数の割合は約77%(全船舶約39%)を占めており、全船舶の場合と比較して、日本の諸港に寄港する割合が特に大きくなる。日本を除く極東ゾーンの諸港と日本の諸港との間の航海数の割合は約5%(全船舶約12%)であり、日本を除く極東ゾーンの諸港と日本以外の諸港との間の航海数を合わせると約10%(全船舶約47%)を占めている。また、東南アジアゾーンの諸港は、日本の諸港との間の航海数が約4%(全船舶約3%)、日本以外の諸港との間の航海数は少なく、両者で約4%(全船舶約6%)を占めている。