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(2) 船種/船齢構成

船種、船齢と航海数の関係及び船種、船齢と船舶数の関係を、表2.8-7〜表2.8-18に示す。また、船齢と航海数の関係を図2.8-1〜図2.8-6に示す。

なお、添付資料21に航海数からみた詳細な船齢別構成を、添付資料22に船舶数からみた詳細な船齢別構成を示す。

 

貨物船の平均船齢は航海数でみた場合13.0年、船舶数でみた場合13.7年であるが、10〜19年の船齢の船舶が多くを占める500GT〜999GT(航海数及び船舶数で17.6年である。)及び1,000GT〜2,999GT(航海数で14.6年、船舶数で15.7年である。)の小さな船型では平均船齢が高く、一方30,000GT〜99,999GT(航海数で10.0年、船舶数で10.2年である。)及び100,000GT以上(航海数で10.7年、船舶数で10.6年である。)の大きな船型で船齢が若い。

 

タンカーの平均船齢は航海数でみた場合10.0年、船舶数でみた場合11.5年であるが、10〜19年の船齢の船舶が多くを占める500GT〜999GT(航海数で14.6年、船舶数で15.7年である。)の船型では平均船齢が高く、100,000GT以上(航海数で7.9年、船舶数で10.4年である。)の超大型の船型は平均船齢が若い。

 

液化ガスタンカーの平均船齢は航海数及び船舶数でみた場合11.7年であるが、航海数で半数程度を占める30,000GT〜99,999GT以上(航海数で14.8年、船舶数で14.6年である。)の船型で船齢が高く、500GT〜999GT(航海数で8.9年、船舶数で8.6年である。)及び100,000GT以上(航海数で7.3年、船舶数で6.2年である。)の船型は平均船齢が若い。

 

旅客船の平均船齢は航海数でみた場合14.3年、船舶数でみた場合16.1年であるが、航海数で70%強を占める10,000GT〜29,999GTの船型では航海数で11.6年、船舶数で15.4年と平均船齢がやや若く、他の船型階級では、航海数でみた場合と船舶数でみた場合では傾向が異なるが、3,000GT〜9,999GT(航海数で20.4年、船舶数で14.1年である。)及び30,000GT〜99,999GT(航海数で15.8年、船舶数で16.8年である。)の船型で平均船齢より高い傾向にある。

 

 

 

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