(8) 船齢20年以上
図2.7-28に船齢20年以上の船舶の航行隻数密度分布を示す。
船舶の航行が集中しているメッシュ当たり10,000隻以上の海域は次のとおりである。
・朝鮮海峡Busan港付近海域
また、メッシュ当たり5,000隻以上の海域は次のとおりである。
・相模灘〜駿河灘
・熊野灘〜紀伊半島南方
・朝鮮海峡
・玄界灘
・朝鮮半島南西方の北緯34度、東経125度付近
・揚子江河口沖から台湾海峡に至る航路帯の一部
・台湾海峡
船齢20年以上の船舶の特徴として、上記船齢20年未満の船舶と比較して、航行船舶隻数密度が他の海域より相対的に大きい海域は次のとおりである。
・朝鮮海峡からロシアのピョートル大帝湾東部諸港(Nakhodk、Vladivostok等)への航路帯
・朝鮮海峡から津軽海峡への航路帯
・日本海北部のタタール湾南部
・渤海湾北部
・ロシアのピョートル大帝湾東部諸港から津軽海峡への航路帯
・日本海から宗谷海峡へ接近する海域