(6) 船齢1〜9年
図2.7-26に船齢1〜9年の船舶の航行隻数密度分布を示す。
船舶の航行が集中しているメッシュ当たり10,000隻以上の海域は次のとおりである。
・東京湾湾口〜相模灘〜駿河灘〜遠州灘〜熊野灘〜紀伊半島南方沖〜紀伊水道及び友ケ島水道〜室戸崎沖
・朝鮮海峡Busan港付近海域
・玄界灘
・朝鮮半島南方沖(北緯34度、東経128度付近)
・台湾海峡
また、メッシュ当たり5,000隻以上の海域は次のとおりである。
・本州の犬吠埼以南、四国及び九州の太平洋沿岸
・大隅海峡から台湾海峡に至る航路帯
・朝鮮海峡
・玄界灘
・朝鮮半島南西方向沖
・朝鮮半島南方から台湾海峡に至る航路帯
・揚子江河口沖
・台湾海峡
おおむね船舶の集中する海域は、全船舶の場合と同様であるが、日本海のロシア沿岸、対馬海峡からロシアのピョートル大帝湾東部諸港(Nakhodka、Vladivostok等)への航路帯及び渤海湾北部の海域では、全船舶の場合はメッシュ当たり5,000隻以上であるのに対して、Nakhodka港付近を除きメッシュ当たり500隻未満と小さい。