(2) 貨物船
図2.7-22に貨物船の航行隻数密度分布を示す。
貨物船の航行が集中しているメッシュ当たり30,000隻以上の海域は次のとおりである。
・東京湾湾口〜相模灘〜駿河灘
・熊野灘〜紀伊半島南方沖
・朝鮮海峡Busan港付近海域
・台湾海峡(北緯25度、東経121度付近)
また、メッシュ当たり10,000隻以上の海域は次のとおりである。
・本州の犬吠埼以南、四国及び九州の太平洋沿岸
・大隅海峡から台湾海峡に至る航路帯
・朝鮮海峡
・玄界灘
・朝鮮半島南西方向沖
・山東半島北東部沿岸
・揚子江河口沖
・台湾海峡及びその北方海域
海峡の通過隻数は、対馬・朝鮮海峡が47,492隻、津軽海峡が8,243隻、また宗谷海峡が1,104隻となっている。