(6) 月別の航海数の変化
図2.3-7の貨物船の航海数の月別変化をみると、最も航海数の多いのは10月の15,839航海であり、最も航海数が少ないのは2月の12,878航海であった。年間総航海数は176,242航海であり、月平均では14,687航海となる。
また、貨物船の月別の航海変化が全船舶の変化に影響しており、全船舶と貨物船では同様の変化傾向を示している。
図2.4-4は貨物船の航海数の月別変化について、雑貨船、コンテナ船及びバルクキャリアーの航海数の月別変化を示したものである。
雑貨船の航海数の月別変化をみると、最も航海数の多いのは12月の5,654航海であり、最も航海数が少ないのは1月の4,760航海であった。年間総航海数は64,513航海であり、月平均では5,376航海となる。
コンテナ船の航海数の月別変化をみると、最も航海数の多いのは12月の4,980航海であり、最も航海数が少ないのは2月の3,858航海であった、年間総航海数は54,138航海であり、月平均では4,511航海となる。
バルクキャリアーの航海数の月別変化をみると、最も航海数の多いのは10月の2,658航海であり、最も航海数が少ないのは2月の2,152航海であった。年間総航海数は29,525航海であり、月平均では2,460航海となる。
雑貨船、コンテナ船ともに全貨物船同様、10月及び12月に航海数が多く、1月及び2月に航海数が少なく、月の経過とともに増加する右上がりの傾向を示している。一方、バルクキャリアーでは年間を通してほぼ横這いである。