(5) 詳細船種の船籍/船齢構成
ここでは、さらに貨物船の詳細船種について船齢構成を航海数及び船舶数について集計した。
1] 航海数でみた貨物船の詳細船種/船齢の構成を表2.4-8に示す。
表2.4-8:貨物船の詳細船種/船齢構成(航海数)総括表
2] 船舶数でみた貨物船の詳細船種/船齢の構成を表2.4-9に示す。
表2.4-9:貨物船の詳細船種/船齢構成(船舶数)総括表
雑貨船、コンテナ船、バルクキャリアー、自動車船及び冷凍船の航海数について、船籍国と船齢の内訳を、雑貨船、コンテナ船及びバルクキャリアーについては500航海以上、自動車船及び冷凍船については50航海以上の船籍国について航海数の多い順に抜粋し、表2.4-10〜表2.4-14に示す。
雑貨船について船籍別でみると、代表的便宜置籍国のパナマが1位で全雑貨船航海数の31.9%を占めており、ベリーズが5位で5.3%となっている。ゾーン別で航海数の割合の大きい日本及び極東ゾーンの諸国については、日本1.3%、韓国8.8%、中国11.9%及びロシア10.0%であり、これら4カ国を船籍とする航海数は合計で20,617航海で全体の32.0%を占めており、全船舶、全貨物船の場合より、韓国、中国及びロシアではその占める割合が大きい。
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